涙が出ちゃった。(弁論大会)

2月末に3男の留学先で、5、6年生よる弁論大会があったのですが、残念ながら参観することは出来ませんでした。


昨日になって、その原稿を3男が手紙に同封して送ってくれたのが届きました。


IMG_3579.jpg



日本語の上達にも目を見張りましたが、その内容に涙が出ちゃった。


せっかくなので、原文のまま、ここに掲載させて頂きます。






 『ぼくのえらんだ道

 ぼくは、アメリカのテキサス州と言う所に住んでいます。お父さんはアメリカ人ですが、お母さんは山口県生まれ(注)です。

 ある日インターネットで山村留学を知ったお母さんが「日本の留学センターというところにいってみない」と話してくれました。本郷の留学センターのホームページを見ると、ぼくの大好きな自然にあふれていて、何だか楽しそうにしている様子でしたので、留学することにしました。

 四年生の一月に留学をした最初のころは、知っている人が誰もいない所で生活できるかなぁと、とても不安だったし、アメリカがとても遠く感じてさみしさで泣く事もありました。でも先生や友だちに声をかけられて段々不安がなくなりました。将棋やぼくの知らなかった色々な遊びを教えてくれて、とてもうれしく、さみしい思いを忘れさせてくれるぐらい留センは楽しいところでした。

 本郷では初めて経験する事もたくさんありました。一学期にはソフトボールを習いました。最初は、大変でしたが、監督やコーチから教えて頂き、秋や冬の寒い中でも一生けん命練習しました。
 
 また運動会では初めて一輪車にも挑戦しました。練習を重ねて、一メートルも進めなかったのが、三十メートルも乗れるようになりました。本番では少し失敗もしましたが、始めた頃を思うと良く出来たなぁと、とてもうれしく思いました。

 神楽ではテナヅチという婆役をしました。腰を曲げて歩くことが上手くできませんでしたが、山崎会長さんにやさしく教えて頂き、段々上手に出来るようになりました。共演大会にはとても緊張しましたが、なんとか演じる事ができ、英語のセリフもうけてホッとしました。

 他にもとんどやけん玉、田植えや稲刈り、テキサスは暖かい所だから、雪で遊ぶ事はできません。

 アメリカでは、お母さんに日本の色々な文化を教えてもらっていたから日本という国をよく知っているつもりでいました。だけど留学して色々なことを体験すると結構大変でした。

 そんな中で気づいたことがあります。それはアメリカと日本の違いです、

 日本では「みんな一緒に」や「協力」という集団の力が大事という考え方が強いです。例えば授業中、早く問題ができても、まだ問題を解いている人を待たなければいけません。留学センターや学校では「きまり」を守らなければならず、「ぼくだけやらない」というのは許されません。

 しかしアメリカでは「自分の好きな事をやりたい事をどんどん伸ばす」という考え方が強いです。

 このように、どっちの国にもいいところがあることに気づきました。

 そう思えるようになったのも、日本の様々な行事や文化や考え方を本郷の先生や友だちが優しくそして厳しく教えてくれたからです。

 ぼくはあと半年でアメリカに帰ります。お母さんが生まれた国、日本の良いところを見つけることが出来た本郷の様々な行事をしたので、これからも大切にしていきたいです。

 そしてテレビやインターネットではわからない日本のよさをアメリカの家族にはもちろん、学校のみんなや友だちに伝えたいと思っています。

 最後に本郷に行くチャンスを作って、ずっと支えてくれた、お母さん、お父さん、おばあちゃんありがとう。サンキューマイファミリー』




(注、私は北九州生まれです。中学生の時に山口に引越ました)





親が願った以上に、大きく成長してくれたようです。


日米の底にある考え方の違いまで、11歳にして体感するとは…。


原稿用紙がボロボロになっていて、かなり読む練習もしたようで、先生によるとほとんど暗記していたそうです。


本番では「優秀賞」を頂いたそうで、手紙からも喜びが伝わって来ました。


IMG_3580.jpg





前回の手紙では「3月に帰りたい」と泣き言を書いていて心配したのですが、今回の手紙には、「夏に帰ります!」にアンダーラインまで引いて書いてありました。


3月26日に再会出来ますが、本当に本当に再会が楽しみになりました!!






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No title

久しぶりにコメントさせて頂きます。
岡山在住のkachitaです。

文字もキレイで、文章も素晴らしい上に、
ご家族への感謝もキチンとしていて、
ご三男さん、本当に立派にご成長されましたね。
なかなか11歳で、この内容は書けないと思います。
私も思わず涙してしまいました。
優秀賞も納得です。
おめでとうございました。

もうすぐ会えるのが、楽しみですね!

感動~o(TヘTo)

はじめまして!
ご自身の地元であるサンアントニオのスパーズをこよなく愛する
俳優トミー・リー・ジョーンズ氏のファンサイトの館長、Eveと申します。

以前からおじゃましておりましたが、いいなぁ~すごいなぁ~と
羨ましいことばかりで(笑)コメントできず読み逃げしておりました(^^ゞ

でも今回は我慢できず・・・
息子さんのお手紙拝見して私も感動!涙出ました~(T_T)
もう成人した娘がおりますが、娘が11歳の時はどんなんだったろう・・
息子さんのようにしっかりしてなかったことだけは間違いない(^_^;)

山村留学も、なんとなくこんなのがある、ということしか知らなくて
こちらで勉強させていただきました。
娘にもガールスカウトとか留学とか何かやらせたかったのですが、
諸事情によりできず・・・。いつもいいなぁ~と読んでおりました。

でも、国内にいても結構勇気のいることですのに、海外から!
しかも末っ子くん(笑) お母様はさぞ大変だったと思いますが
こんな素敵なお手紙が届いて本当に良かったですね~(>▽<)

来週再会できるとのこと、楽しみですね!
日本に、お手紙を読んで感動したオバちゃんがいた、と
よろしくお伝えください( ̄∇ ̄*)ゞ

また、おじゃまさせていただきますm(__)m

kachitaさん

ありがとうございます。
本当に何度読んでも涙が出てしまいます。この間までBabyだった我が子がこんなに成長するとは。再会が前以上に楽しみになりました!

「猿もおだてれば木に登る」タイプの子なので、賞を貰えて本当に良かったです。

Eveさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
私もトミー・リー・ジョーンズの大ファンです。お友達の旦那様がそっくりなので、会う度に内心喜んでいます。

海外からの山村留学、当時は小学4年生で、「この歳で親から離して良いものか?」と心底悩み、夫などは当初は反対だったのですが、我が子の成長を目の当たりにして、夫婦とも「この決断は間違っていなかった」と直に実感しました。

更に、この作文を読んで、ますます行かせて良かったと思いました。本当に再会が楽しみです。

くだらないことばかり書いているブログですが、これからもよろしくお願いします!

素敵な手紙ですね(≧∇≦)
みんなで頑張った結果がこうした形で知ることが出来て、やり甲斐を感じますねー!
私もこの留学にとっても興味があります!子供はいませんが…(^◇^;)
影ながら応援させて頂いてます!
プロフィール

ぴよ@TX

Author:ぴよ@TX
テキサス州サンアントニオ在住、山村留学に行っていた3男も戻り、家族揃いました。美味しい物さえ食べていれば幸せなお気楽主婦です。

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